講師紹介

園田 陽子(そのだ ようこ)

九州出身。いつの間にか始めたピアノは楽しかったが、小学校1年生の1学期の終業式にクラスメイトがヴァイオリン演奏を披露してくれ「世の中にはヴァイオリンという楽器があるんだ!」と初認識。どうしてもその音色が忘れられずにいるとその年のクリスマスに幼馴染のヴァイオリンに触れる機会があり、生意気にもこれはもう運命!と両親を説得しヴァイオリンを始める。が、すぐさま難しさに途方に暮れる。しかし恩師、東眞智子先生に根気強く教えていただき、だんだん面白さにハマる。小学校6年生の時に父親の転勤で熊本から宮崎へ住むことになり新しく師事した河野芳春先生のユニークなご指導が自分にとってかなりツボで弾くのがさらに楽しくなり「音楽で進むならヴァイオリンが良いかも」と心が傾いてくる。その頃母親が話のついでに「大分には公立の芸術高校があるよ」と教えてくれ、大分県立芸術文化短期大学附属緑丘高等学校音楽科に行く!と心に決める。その後、運良く父が大分に転勤になり、憧れの高校にも無事に入学でき、自宅から通えることになる。中学1年の秋から高校卒業まで内田博先生に師事する。高2の時に内田先生から突然(内田先生は1年前からお考えだったらしいが)大阪にある相愛大学音楽学部の教授、また東京藝術大学音楽学部の非常勤講師でいらした久合田緑先生を紹介され、定期的に大分から大阪へレッスンを受けに行くことになる。ある日レッスンを受けた後に台風で帰れなくなり新大阪駅近くのホテルに1人で泊まったのは印象深い想い出の1つである。その甲斐あってかは謎だが無事に相愛大学音楽学部器楽学科弦楽器専攻に入学。ここから長年の活動拠点となる関西に移住する。

大学卒業と同時に大手音楽教室でヴァイオリン講師とフリー奏者として演奏活動を開始。

2006年にフランス・イタリア・ドイツにて『朝枝信彦率いる室内オーケストラ「アマデウス」のメンバーとして演奏会に出演し、ラジオフランスや各国の新聞などにも取り上げられ好評を得る。

同年、元ウィーンフィルコンサートマスターのエイリッヒ・ビンダー氏のマスターコースを受講。

関西の主要オーケストラや室内楽の客演の他、東宝ミュージカル、宝塚歌劇団、北島三郎公演などにも多数参加。

神戸在住時には自宅でヴァイオリン教室を運営し、生徒たちによるソロの発表会と室内楽の発表会を毎年各1回のペースで開催。

同時に「0歳からから大人まで楽しめるコンサート」を主催し、毎回好評を得る。

そんな中、高校生の頃から興味があったヴィオラをどうしてもちゃんと勉強したいと思いが高まり、思い切って2013年に渡独。元マンハイム歌劇場コンサートマスター朝枝信彦氏のもとでドイツ文化に直に触れながらドイツ音楽の真髄や巨匠達の伝統技術を学ぶ。

帰国後しばらくして東京へ移住。その後、千葉県鎌ヶ谷市に拠点を移す。

現在もフリー奏者として様々なオーケストラや室内楽の客演などで活動。

最近では様々なミュージシャンのレコーディングやライブにも参加するなど音楽の垣根を超えて幅広く活動している。

また、後進の指導やコンサートの企画・運営もしている。


高等学校教諭一種免許(音楽)

中学校教諭一種免許(音楽)

地域音楽コーディネーター